2005年11月21日

記憶力への挑戦状 キャンディキャンディ編5

キャンディネタで5記事も書けるとは。
でもだんだん記憶がうすらいでいくなぁ。
後半は2記事ぐらいにまとめられそうだ。セリフもニールのヘタレ以外、ほとんど憶えていない。
とりあえずまだ記憶が鮮明なあたり、キャンディが養女になるまで。
が、もうこのあたりで朦朧としてきてる……。



イライザとニールの大陰謀が始動。今までの花瓶の水やネコをけしかける、部屋に閉じこめるというのとは段違い。
陰謀の概要。イライザ自身のドレスやラガン夫人の真珠のブレスレットをキャンディの部屋に隠し、さもキャンディが盗んだように装う。発見のタイミングは、その晩ちょうどアードレー家の面々が夜会か何かでやって来るので、そこを狙う。
エルロイおばさま到着の報を聞き、イライザが階段に飛び出す。

イライザ「アンソニーは?」
ニール「残念。留守番だってさ」
イライザ「せっかく決定的瞬間を見てもらおうと思ったのに」
エルロイおばさま「どうしたんです、うかない顔をして(ラガン夫妻に)
ラガン夫人「ええ、ちょっと……真珠のブレスレットが見つかりませんの。
          ほら、エルロイおばさまにいただいた、あの……」
イライザ「あたしのドレスもよ」
エルロイおばさま「まあ」
ニール「もう家じゅう探したんだけどな。
       あ!(しらじらしい)キャンディの馬小屋……、
       あそこはまだだ」
一同「!」
エルロイおばさま「おおいやだ!
              育ちの悪い人間を雇うものじゃありませんよ!」
ラガン夫人「馬小屋へ行きましょう」

馬小屋にて。
有無を言わさずキャンディの荷物を探るラガン家の人々。キャンディはもちろん容疑を否認する。

キャンディ「あたし何も知らないわ
         泥棒なんてしてません!」
イライザ「じゃあこれは何なの!(バタン/スーツケースを開ける)
       あたしのドレスだわ!」
ニール「(タンスのひきだしから)ママのブレスレットだ」
キャンディ「あたし知らないわ! 何かの間違いよ!」
エルロイおばさま「おお! だから私は反対したんですよ。
              泥棒ネコを家に入れるものじゃありませんよ!」
イライザ「さすが孤児院そだちね」
ニール「なんだ? これは(アニーのリボンを発見)
イライザ「(びっくり)どこかで……アニーって子のリボンじゃない?」
ニール「(びっくり)そうだ、あの子のリボンだ!」
ラガン夫人「もう、もう……
          よくも、そんな年で、なんて恐ろしい……!
          もうがまんなりません!
          明日の朝メキシコに行く商人がいます。
          その商人と一緒にお行きなさい。
          あなたのような子は、さんざん苦労すればいいんだわ!」
キャンディ(メキシコ!
         そんな遠くへ……誤解されたまま……、
         アンソニーたちにも、アルバートさんにも会えないところへ!)

イライザたちの陰謀はかくして大成功をおさめ、翌朝キャンディはメキシコに売られる。アンソニーたちに別れは告げられなかったが、アルバートさんに手紙を出すことは成功した。
そしてメキシコへの旅……の記憶がまったくない。キャンディの荷物がカバン1つとスィートキャンディの鉢だけだったことしか憶えていない。
というわけで、メキシコ道中は飛ばす。
アンソニーたちはキャンディがメキシコに飛ばされたことを知り、エルロイおばさまに抗議する。「メキシコなんかに行ったら死んでしまう」と訴えるが、エルロイおばさまは「あんな子の話はもう二度としたくない」とはねつける。
アンソニーの部屋に集う3人。キャンディが泥棒なんてするはずない……と、最初はまともな話をしているが、だんだん妄想がエスカレートして、「もしキャンディがアードレー家の娘だったら」という夢まで描いてしまう。
「もしキャンディがアードレー家の娘だったら」ステアはキャンディを助手にして発明に精を出すらしい(イメージ画ではなぜか2人で白衣でフラスコ片手に薬品をいじっている。ステアの発明って機械系のはずなのに?)。
「もしキャンディがアードレー家の娘だったら」アーチーはキャンディを美しく着飾ってパーティーからパーティーへと踊り歩くらしい。
その話を黙って聞いていたアンソニーがふと笑いをもらす。

アーチー「何がおかしいんだ、アンソニー」
アンソニー「いや、僕なら……僕ならやっぱりバラを育てるかな。
         おそろいのジーパンをはいて、泥にまみれて」
3人(でもあの子には、もう会えない……!)

意外とのんきである。そうしている間にもキャンディはメキシコに向かっているはずなのに、気ままに夢と現実の間を行き来する3人。
しかしどうやら数日以内に最善の策に出た模様。記憶はあやふやだが、3人そろってか、別々にか、当主のウィリアム大おじさまに手紙を出し、キャンディをアードレー家の養女にしてほしいと願い出る。
そしてそれはかなえられる。
キャンディがメキシコへの旅からどう連れ戻されたかも憶えていないのだが、とにかくキャンディは売られずにすみ、本人もよくわからないままアードレー家に住むことになる。
エルロイおばさまは猛反対したいところだが、ウィリアムおじさまの権力の前にはひれ伏すしかなく、屈辱的な立場におかれる。もと分家の使用人がアードレー家の一員になるなんて、エルロイおばさまからしたら、とんでもない話なのだ。
キャンディはエルロイおばさまの気持ちを察して、せめて立ち居ふるまいだけでもはずかしくないようにしようと、礼儀作法なんかをがんばってしまう。確か冷酷な家庭教師もつけられるが、こちらでも努力邁進してみせる。
そして正式な養子縁組の日が来た。どのキャラにとっても運命の日であった。
この日はキャンディのおひろめのために客を大勢まねき(確かイライザたちも来ていた)アードレー家の伝統行事であるきつね狩りを楽しむことになった。
言い忘れたがアードレー家はスコットランド系なので、男子の正装はあのキルト。というわけでアンソニー3人もキルト姿で狩りに臨む。全員が「きつねをえりまきにしてキャンディに捧げる」と息巻く。
キャンディも女子用のキルトで出陣する。このキルトを着た時点で、キャンディの正式名称はキャンディス・ホワイト・アードレーとなった。
そしてついに狩りが始まる。キャンディはアンソニーと2人で馬を駆る。アンソニーが意味深なセリフをつぶやく。

「僕がもっと大人になったら、
 ウィリアム大おじさまに、もう一度お願いしたいことがある」


ここで胸ときめかない少女マンガファンはいまい。いたいけな読者は誰もがキャンディとアンソニーの結婚式を期待したことだろう。
が。
キャンディが聞き返すより早く、しげみにキツネの姿が見え隠れ。
アンソニーが手綱をとり、

「キャンディ、君のえりまきを見つけたよ!」

この作品で1、2を争う名セリフ。を言ったのも束の間、アンソニーの馬(もちろん白い)の足にきつね用の罠が食い込む。バランスを崩す馬。バランスを崩すアンソニー。そして落馬。
この落馬シーンは上のセリフとあわせて、「キャンディ」ではもっとも有名な場面だろう。何しろ見開きで描かれている。子どもの頃はコミックで読んだ私だが、高校時代に愛蔵版を買ったところ、サイズは「なかよし」とほぼ同じなので迫力満点だった。
キャンディは落馬したアンソニーを目の前で見て、気を失ってしまう。
そして意識を取り戻したときにはベッドに寝かされていたのだが、つきそっていたアーチーとステアは黒い服を着ている。
喪服である。アンソニーは死んだのだった。首の骨を折ったらしい。
悲しみのあまり半狂乱のイライザはキャンディに向かって、

「あんたのせいでアンソニーは死んだのよ!」

と絶叫する(キャンディがいなければ養子の話は出ず、そのためにきつね狩りを開くこともなく、よってアンソニーは落馬しなかった、という論理展開)。
アーチーとステアは、

「あいつは長生きできるようなヤツじゃなかった。
 優しくて、おとなしくて、人のことばかり考えていて……
 子どものころ3人でイタズラしても、
 あいつは要領が悪くて1人だけ捕まって叱られて。
 ……ちくしょう。
 あんまり早すぎるじゃないか!
 あんないいヤツが! くそっ!」


と、男泣きに泣く。
キャンディは虚脱状態になる。何度か落馬の直前のアンソニーを夢に見ては、

「アンソニー、そっちに行っちゃダメ!
 アンソニー、アンソニー、どこにいるの!?」


とうなされる。
で、このあと何がどうなったか、落馬のショックが大きすぎて私の記憶もない。
しかしとにかくキャンディはアードレー家を去る。
もともとアーチーとステアも夏の休暇でアードレー家に遊びに来ていたので、秋になったら学校に戻らなければならない(確か。両親はインドにいるか何かだったような気も)。
そうなったら、キャンディはあのエルロイおばさまと2人暮らしとなる。エルロイおばさまも当たり前のようにアンソニーの死はキャンディのせいだと逆恨みしている。針のむしろである。
キャンディはウィリアム大おじさまへの謝罪の手紙を残してアードレー家を去り、ポニーの家へ戻る。

イギリス留学編に続く。

at 00:45│Comments(4)TrackBack(0)記憶マンガ 

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この記事へのコメント

1. Posted by kbt   2005年11月21日 20:32
ひのきさん。
よく覚えていますねぇ。今日昼休みに会社で読んでいて「うわぁ、そうだったわ。」と27年ほど時代を遡りましたわ。
同世代の彼女が私の前の席にいるので、しばし昼休みは
キャンディキャンディの話へ突入してしまいました。
確か看護婦くらいまでは、全部持っていたのですけれど、
どこにいってしまったのかしら?
ぜひこの先も続けてください。
2. Posted by ひのき   2005年11月22日 03:57
kbtさん>
こんばんは、kbtさん。コメントありがとうございます!
ガンダムネタ以外でこちらでお話するのは、もしや初めてでしょうか?(笑)
うわわ、会社で(焦)
というか、私もわざわざロンドンでこんなネタをアップしなくても…と思っていたりします。でもいいのか。キャンディ、ロンドンに留学してましたし(笑)
私のまわりにはキャンディを読んだのは連載終了後何年も経ってから、という人が多いですね。あとはアニメから入った人。私もその1人です。やっぱり名作ということですよね。
看護婦になるあたりだと、けっこう先ですよね。キャンディも看護婦のライセンスとった後、わりとすぐに病院はクビになりましたっけ。そのへんになると私の記憶もアルバートさん並にうすらいでいますので、ラスト間近ですよね。
記憶力の働く限り、ラストまでがんばります!
3. Posted by 封印されてちょうど10年かつて視聴者だったかつての少女の記憶に   2011年09月12日 12:46
封印されてちょうど10年かつて視聴者だったかつての少女の記憶のなか
4. Posted by いと(ひのき)   2011年09月18日 13:05
>封印されてちょうど10年さん

封印されて10年でしたか。早いものですねえ…。

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