アビス占い熱風の音楽鑑賞

2006年12月08日

アニメ「デスノート」第7話

PSゲーム「クロックタワー」シリーズ到着!
さっそく封筒を開封し(普通の封筒で来たのにちょっと驚く)、中身を確認して、まずやったことは……、

アニメデスノのビデオ鑑賞。

私の行動って一貫性がないというか、支離滅裂というか本能の赴くがままというか。
傍から見てたら不思議な動作が多いんだろうなぁ。

さておき、デスノ第7話「曇天」。
第6話はうっかり録画し損ねたのだ。

しなければならないことが、ありますから……。
って、わかっていたはずなのだが、忘却こそ神の与え給うた最大の恩恵。
とはいえ、新世界の神は、その記憶力をブログのために有意義に使わない者が存在することを許さないのだろう(魅上……やり過ぎだ)。

前おきはこのへんで、今さらだが以下アニメの感想。
ネタバレありです。



私が1話見逃しているうちに、ライトは南空ナオミと接触してるわ、Lはそれなりにしゃべり出してるわ……肝心の回を見落としたようだ。くっそぅ。
内容は、原作でもかなり「どうなる? どうなる?」とドキドキしたライトと南空ナオミの一騎打ち。
明確な推理を捜査本部に報告しようとするナオミ。それをどうにか食い止めようとするライト。これが捜査本部にバレたらライトに嫌疑がかかるのは間違いなし。
これは殺してしまうしかないが、あいにくナオミが最初に名乗った間木照子は偽名であることが判明。
さあどうする?
いろんな嘘で時間かせぎをし、ようやくナオミの本名をゲットしたライト。
デスノートの切れ端に書き込む。
デスノートはしっかり効果を発揮した。
さらば、南空ナオミ。
一方Lのいるホテルでは、捜査本部の刑事たちがワタリの素顔を見たり、特殊ベルトをもらったりする。
しかし捜査本部に誰もいないのはまずいということで、相沢が出向く。
そこでライトとすれ違った数秒後、ナオミは死への歩みを始める。
というところで、続く。

今回の最大のポイント。
いや、私にとってだけだろうけど。
原作で捜査本部に相沢が向かうとき、ライトたちの横をモロに通っているのに、相沢もライトもそのことに気づかない。
後々の伏線か? とその時はハラハラした。
そしてメロニア編のなかばぐらいまで来たときには、相沢の態度を見て、
「今こそあの時の伏線が活かされる時では!?」
とわくわくした。
しかし何も起きないまま、原作は終わってしまった。
結局あの場面って何の意味もなかったわけ?
13巻にも特にそのことは書いていなかったし。
ミスリードか? やられたか? と思っていたのだが、今回のアニメの動きとアングルを見て、ようやくわかった。
相沢の靴がスローモーで動いた時から「来た!」と思い、目を皿にしていた。
すると雪が降り出し、相沢はカサをさす。
そしてライトたちの横を通りすぎる瞬間……、私の目は点になり、思わず叫んだ。
そういうことかー!
カサをさしていた角度のせいで、ライトに気づかなかった、ということか!
これがもし相沢が左利きとかでカサが逆の方にさしかかっていたら、ライトには容易に気づくはず。
「あれ? ライト君じゃないか」
と話しかけ、ライトは焦ってデスノートへの書き込みをやめるだろう。
そしてナオミの存在も相沢の目に止まり、ますますライトはナオミを殺しづらくなる。
あああ。それに気づかなかったとは!
自分の読んでもわからぬバカさ加減におののくばかりです。
しかし、死神じゃないほうの神は本当にライトの味方だな、と思うと同時に、ここで相沢が気づいていればライトの歯止めになり得たのかも……あるいは、物語はまったく違う様相を呈したのだろうと思うと、もうどうにも妄想が止まらない。
そして最も強く思うのは、アニメってすごいな、ということ。
マンガではわからなかったことが、キャラが画面の中で動き、流れを早めたり遅めたりする演出効果によって、視覚を通して明らかになり、精神と頭脳にショックを与える。
久しぶりに頭の中で、小松未歩「謎」(「コナン」のかつての主題歌)が流れている。謎が解けてゆく……謎が解けてゆく……。

そうでなくても、このあたりの場面は鳥肌が立った。
時々アニメデスノで使われるグレゴリアンチャント(わかる限りでは「キリエ」かな)が、こちらの感触をぞくっと逆なでする。
特に、雪が一粒おちてきたときは、現実世界が遠のいたような感覚に見舞われた。
うまい。すごくうまい。
その雪こそが、ナオミを最終的に死に追いやる原因になったわけなんだなぁ。
つなげ方がキレイ。画面としても、作法としても。
遠ざかって行くナオミの背中が美しすぎた。
しかし最後の最後で出た処刑台に続く階段はちょっとやり過ぎというか……正直、台無し。と思った。
雪の中、グレゴリアンチャント、という要素から、つい「僕はもう疲れたよ、パトラッシュ……」を連想した私も私だが、処刑台には負ける。
あれさえなければ、これまでのアニメデスノの中でも随一の名場面となっただろうに……惜しい。

で、今回、考えてしまったこと。
ナオミがライトを信じることになった決定打は、
「Lなら信じられる。
 あなたにはLに似たもの……いえ、近いものを感じました」
ということだったわけだが、原作でもこのセリフは印象的だった。
デスノートを使わない時のライトは、Lに近いということだろうか。
(一応アニメデスノの感想だから、原作のことはなるべく伏せておく)
デスノートを拾う前のライト、警察に協力して事件を解決に導いたこともあるライト、その正義感、推理力、論理的なものの考え方、そういったものがそろっているところが、Lに近いということだろうか?
少なくとも「能力」のことだけを言っているのではないと思う。
ナオミが「Lなら信じられる」と思うほどの何かが、ライトにも感じられたということならば、パートナーシップや、雰囲気といったことが優先されるのではないだろうか。
第一印象なんかは、特に大事だろう。その後の態度、接し方も重要だ。
が、もっと大事なことがある気がする。
「信念への一途な思い」「(対象が何であれ)強い執着心」……とか、そういったものだろうか。
ライト=キラの信念は、内容としてはナオミやLのそれとは正反対のものだが、「自分は正しい」と信じる強さは同じだし、それをベースとした動きが近い、ということなのかもしれない。
となると、私は先ほど「ライトがノートを拾わなかった場合」と書いたが、ライトの信念はデスノートがあってこそだから、キラとしてのライトがLに近い、ということになる。
ならば、Lにも、キラになり得る要素がある。と考えることもできる。
人間というものの複雑さが、この一言で集約されている。
そして単純さ(いい意味で。純粋さと言ってもいい。軽率さとは別)が身を滅し得ることをも、同時に示している。
「Lに似ている、近い」からこそ、ナオミはもっと用心すべきだったのかもしれない。
特にLに近い人間こそ、実は警戒したほうがよかったのだ。
Lほどの人間も、信じられる人も、そうそういるものではないのだから。

他のところでは、いきなりはじまりがナオミの背後だったのに笑ってしまった。
ナオミの尻は人気があったからなぁ。
その後もやたらと背後のカットが多い。統計をはかったら正面と五分五分かもしれない。

ナオミって、そういえばすごく色白なイメージがあったが(原作でも。映画のナオミはそうでもなかったな)アニメでも青いぐらい白い。
単に衣装が黒一色だからか?
ライトの白いコートといいコントラストだし、ラストの雪もナオミの黒髪によく映えていた。
しかし肌の色は、雪が降りだした頃には、ライトがキラだとわかったためか、一段落落ちる。それがリアルで怖い。
ライトがキラだとわかり、死の前の操られた行動が始まるまでの間の一瞬の表情が、すでに死人のようだ。

Lの方。
はじめてちゃんと声を聞いたわけだが、映画版Lのしゃべり方が染みついていて、ちょっと違和感。
まあアニメ化にはつきものだ……と思っていたら、ワタリに「みなさんにこれをお渡しして」の言い方にか軽く萌えた。
あ、あれ? 私L萌えじゃないのに……な、何がよかったんだ?
ちょっとかわいかったぞ、あの場面のL。

ワタリは合格。声も特に問題なし。
部下の中ではやはり松田が目立っている。末端のわりに他の部下たちの5倍は発言しているような気がする。
ということはアニメデスノのラストには期待できるということか?
ヨツバ編での松田の活躍があるかは、どうも物語の構成上、微妙なところだ。
私は映画版のラストで松田の役割を総一郎が負ってしまったことにちょっと不満を感じたので(もちろん総一郎バージョンも大好きだが)アニメのラストではぜひ松田に出番を! と切望している。

今回好きだったセリフ。
「さあ、死に急げ」
「僕ならできる」
「な、何を考えているんだ。携帯なら電源を切ればいいじゃないか」
「しかし、あなたのようにお若くお綺麗な人を巻き込むのは……」
言い方では、
「偽名!」
も、なかなかよかった。

好きだったポーズは、
「考えてもみてください。捜査本部に誰もいないなんて変でしょう」
の時の両手を広げるところ。
その手で何を訴えたいのか?

残念だったのは、前回あったと思われる、Lの、
「見せつけてやりましょう。正義は必ず勝つということを」
を逃したのと、今回、リュークの、
「女は『運命』に弱い。
 キャッチコピーの神にもなれるぞ」
と、ナオミの、
「それ……どういう意味……」
がなかったこと。
ナオミのセリフは、言葉のかわりに、あの見開いた両目と雪で表現したということだろう。

かわりにと言っては何だが、デスノのトレカのCMが改変されている。
冒頭に藤原ライトの、
「チェックメイト」
のカットが入ったので、これには満足。
何度聞いてもかっこいいぞ、「チェックメイト」!

at 21:35│Comments(4)TrackBack(0) デスノート 

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この記事へのコメント

1. Posted by じゅぴたー   2006年12月09日 15:08
のうもです。
デスノートのアニメ版、1,2話だけみましたけど、原作に忠実ですね。
6話、録りそこねたのは、
「バカな・・!録画したはずだ!」
「タイマーが狂ったのか!?」
「ひのき・・聞こえていたら君のビデオの故障を呪うがいい」
な感じでしょうか?
っていうか今はDVDかHDD?
無性に見たければ拾い物がありますが・・・。
2. Posted by ひのき   2006年12月10日 22:06
じゅぴたーさん>
こんばんは、じゅぴたーさん。
たぶん私が寝ている間にビデオの中で、
「録らせはせん! 録らせはせんぞー!」
「録画ミスとは、このような失態、姉上に何と報告すれば…」
「録画は失敗した! 何故だ!?」
「ビデオデッキも意外と甘いようで…」
というザビ家の密談がなされていたかと思われます。
というわけでビデオですね。
原作に確かに裏切らない出来映えですよね! 世界観もちゃんと引き継がれてますし。違和感ないのがすごいです。
実は記念すべき1話目も見落としてるんですよ。
6話目とあわせて拾えたり…しちゃいますか…!?
ちなみにパソで観れるDVDを希望ですが…いけますか?
もしよろしければお願いいたします!
それにしてもデスノも奥様いやがりそう(笑)
もしかして映画もご覧になってませんか?
発売したらおそらく買いますから、ご希望ならお貸ししますね。
映画Zはもうしばしお待ちを!(汗)
3. Posted by じゅぴたー   2006年12月13日 21:21
>実は記念すべき1話目も見落としてるんですよ。
昨日在り処をメールしました。
だめだったら言ってください。
6話も後で・・・。
4. Posted by ひのき   2006年12月14日 08:41
じゅぴたーさん>
ありがとうございます!
メール、確かに拝受しました。
内職が終わったら行ってみますね。
もしダメだったら…
「何故いけない…これくらいのアクセスは可能であることはマイパソを使って実験ずみのはず…………偽URL!!」
というメールを送らせていただきます(笑)

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