正直、ほとんど床についた状態。
半日でも出かけると翌日は戦闘不能になっている。
（しかも外出先でも最終的には倒れたり何だりとえらい目にあった）
そんなとき役に立つのが携帯。
「お金がかるんじゃない？　もったいないよ」
「ダブル定額のWINなら持ってきたわ」
モバミク（モバイルmixi）はお約束だが、あれもけっこう疲れる。
とはいえ携帯からブログもちょこちょこ更新できるし（今回はしなかったけど）、ベッドから出られなくても携帯のおかげで退屈せずにすむことが多い。
便利な世の中になったものだ。
が、そんな携帯が手もとにあっても、今回は最低限のメールを出すぐらいの気力しかなかった。
そこで活用した機能が、着メロをダウンロードしての音楽鑑賞。

ちゃーららら～ちゃーらららら～
「ここからいなくなれぇ!!」
（Ｚの発動カミーユボイスつき）

いや……それ、あんまり身体によくなさそうだから……。

やっぱりいいなと思うのは、久石譲系。つまりジブリだった。
ほとんどフルメロディ（着うたフルではなく）なので、ゆったりと聴ける。
あ、ちなみに私の部屋にはラジカセなどという高級なものはない。
音楽を聴きたければiPod（しかもシャッフル）かＰＣを起動するしかないのだ。
そこまでする元気もないときは、もっぱら携帯。
今はＰＣからこれを書いているわけだが、iTunesを動かすと重くなって動作が鈍くなるので、やっぱり携帯で「耳をすませば」の「カントリーロード」を聴いている。
そうしている間に１曲終わったので、今度は「魔女の宅急便」より「神秘なる絵」。
ウルスラの絵をキキが見た時に流れる曲。
いいね。あたし好きよ、こういう曲。

こうやって曲をひろっていくと、自分が好きなジブリの傾向もわかってくる。
音楽が好きというより、音楽で思い出す場面の美しさやなつかしさが、心に効く気がするなぁ。
だから気に入っている曲は好きな作品にリンクしていることが多い。
初期が好きで、後期のはまだなじみが薄い。
「もののけ姫」でもサントラでわかるのは「アシタカせっ器」ぐらいかなぁ。
そなたはラピュタで、私はもののけで、共に生きよう。
そして「ハウル」になると「人生のメリーゴーラウンド」とか、行進曲しかわからない。
それに先立つ「千と千尋」に至っては、メインテーマすら思い出せない。
あれだけ国際的に評価されたにも関わらず、「千ちひ」にはいまいち愛着がわかない。

で、初期作品の音楽でもいちばんダウンロード数が多いのは「魔女宅」。
次が「ラピュタ」。
３番目が「ナウシカ」。
「トトロ」は何となく好みじゃない。明るすぎるのは苦手らしい。好きなのは暗い曲が多いので避けている。

そんな私の通常着信音は「ラピュタ」の「破滅への予兆」だ。
……わかる人、います？
嵐の中で竜の巣を見つけた時にゴリアテに乗ったムスカが、パズーたちと争いながらラピュタへの入り口を探す場面で流れる曲（ムスカ視点）。
もちろん画像はムスカ大佐。
私はａｕ携帯だ。着信時につき臨時に私が指揮をとる。
だけど個別に着信音を変えちゃってるから、めったに聴けないのよね、これ。
だからたまに寝る前に聴いてあげたりするのだが、すると「ラピュタ観たい」病が発動して厄介なことになる。

もちろんガンダムも聞きますとも。
ミネバちゃんのバイオリン練習曲には毎晩いやされてます。
とてもお上手でした。感服いたしました。
心が楽になりました。

でも不眠症だから、その後２、３時間は眠れないというオチがつく。

……えっと、だから、つまり何を言いたいかというと、

今は携帯の充電がなぜ消耗したか、あたしよくわかる。
ａｕのショップの歌にあるもの。
ラジカセを床に下ろし、電源をともに入れよう。
ＣＤとともに音を聴き、歌い手とともに曲を歌おう。
どんなにたくさんの着メロを持っても、たくさんのかわいそうな着信サイトを操っても、
ラジカセから離れては生きられないのよ!!


誕生日プレゼントに、ラジカセほしいな。
ＭＤなんて高級なものは要求しないから。
だけど30歳にもなってラジカセ１台自分で買えないって、どうなんだ。



ごめん。内職あけって、オチのつかない記事しか書けないみたいだね。
しかもはじめの言葉を最後に覆してどうしようというのか。

でもこんな昼間から寝るのはよろしくない。
私をＰＣ前に運びなさい。この記事を群れに返します。


（どうやら更新するという意味らしい）