2010年12月03日

モルモット観察日記-デカルト・シャーマン

何となく、デカルト・シャーマンについて考えてしまう今日この頃。
というか私の中でまだ00が全く終わっていないのが、何だかすごい。たぶんDVDを買ってもまだまだ続くんじゃないかなあ。
アビスもかなり長く保った好意対象(好意=興味以上byグラハム)だったので、00も相当ディープに惚れ込みっぱなしで行くんだろう。

さて、話をデカルトに戻す。
デカルト・シャーマンなんていう大層な名前のわりには出番の長さも活躍ぶりも存在意義もあまりに意外だった彼。
カードストーリーを読めばいろいろ分かるらしいが(ちなみに私、4回も観に行ったのに刹那と沙慈しかゲットできなかった。肝心のティエリアとライルとカティを逃すなんて不覚すぎる)、なんだかそういう知り方をしてしまうのはまだちょっともったいない気分なので、あれこれ書き散らしてみる。

 

彼については疑問がいくつもあるのだけれど、その中でも際立って気になるのは、「ヴェーダによって純粋種のイノベイターと確認されるまでどう暮らしていたか」ということ。
普通に生活して、当たり前の様に友人も家族もいてまずまず過ごしていたのが、いきなりイノベイターとしてモルモットだとしたら、悲惨にも程がある。
というか、そもそもイノベイターの概念が世間(少なくとも政府や軍の上層部)に浸透するまで2年(刹那の覚醒以降という計算で)。
3年前までは一個人として生きてきて、ここ2年の間に急にモルモット。
刹那でさえ戸惑うイノベイターとしての自分を、恐らく自分で受け入れる前にモルモット。
もともと軍属なのかどうか知らないけれど、大尉なのに大尉待遇もされず縛り付けられてモルモット。
不憫だ……。
と言うか、一体モルモットってどんな実験されるんだろう。イノベイターのこともあまり分かってないような科学者たちにいじられてたとしたら、もう哀れとしか言いようがない。何かサンプルとしてもう1人の純粋種イノベイター刹那・F・セイエイのデータでもあればまだましだろうけれど、そのへんはどうなんだろう。CBとしてはもちろん渡せない個人データでも、ヴェーダから回って来たりしたのかな。
で、その五里霧中な実験中(多分)に仮に赤髪イノベイドあたりがサポートしていたとしても、たとえば彼らと親しい関係を築けていたらモルモットを自称したりしたないだろう。それとももともと皮肉屋さんな性格なのか。
ともかく、モルモットになって以降は不満で一杯だったろう。日ごろの憂さを晴らさせて頂く!だし。
そして最終的に非イノベを「劣等種が……」と見下してしまう。リボンズと違ってイノベの自覚が元からあった訳ではないだろうから、モルモット体験が彼を歪めてしまったとしか思えない。
単に支配者層を憎んでいるのか、人類やこうした世の中を恨んでしまうようになったのかまでははっきりしないけれど、モルモット体験の反動で天狗になった感はどうも否めない。
本当の彼はどんな人間だったんだろう。
そもそも敬語キャラかどうかすら分からないっていうのが問題だ。一般人と触れ合う場面がほとんど(全く?)ないから、軍の中で大尉クラスなら敬語がデフォだろうし。独り言でも微妙に敬語だけど、そうじゃない場面もあったし、うーん……出番が短い云々以前に、何というかインパクトは充分あるキャラなのに個性が細かく描かれていないから物足りない。もったいない。すごくもったいない。
「グラハム・エーカー物語」などがあったら是非とも観るなり読むなりしたいが、「デカルト・シャーマン物語」もかなり捨て難い。

まあ、刹那との対比の為にああいう演出になったのは分からなくもない。
刹那はエルスのことを「何か感じるけれどうまく言葉にできない」と、要するに「エルスのことはよく分からない」と認めてしまっているが、デカルトは「あれは叫びですよ」というところまで感知している。ちょっと刹那より先んじてるのか?と思ったのに、叫びの内容に耳を傾けるという発想がなかったので退場。
やっぱりなあ。誰もが思ったことだろうけれど、無理やりでもいいから刹那とデカルトの対話の場面がほしかった。それで物語の運びに何ら変化はつかなくても、まさかイノベイター同士の対話がこれっぽっちもないなんて、もう本当に贅沢なはしょりにも程がある。
あれではイノベイターとしての刹那の踏み台にすらなってないもんなあ、デカルト。というかヴェーダが認定したイノベイターという事ならティエリアはデカルトの存在は知っていただろうに、何か出来なかったのかな。モルモットにしない方が後々の為だとか、思いつきそうなんだけどな。

デカルト繋がりで行くと、エルスの「叫び」が何を意味していたのかも少し引っ掛かる。
頭に響くんだよ!叫んでばかりで!というようなセリフをデカルトが言っていたと思うが、その叫びは救いを求めていたのか?
それとも刹那の頭脳にダメージを与える程の量の情報のことを指しているのか?
エルスが自らの星の滅亡を恐れるあまりパニック状態で地球にSOSを叫んでいたのか、助けてほしいので当事者側の情報を携え地球側の知識を得たり交換しつつ礼儀正しく挨拶をしようとしていたつもりが性質上ああいう惨事を生んでしまったのか、どちらなんだろう。
最終的に情報をティエリアとヴェーダが統制して、初めて刹那とエルスの対話が可能になったことを思うと、叫びと情報はまた別なのか?

やはりDVDで何回か観ないと分からないことが多すぎる。
デカルトについてはもだもだしてないで、大人しくカードストーリーを読んでみようかな。

そういえばヴェーダが今は地球の政府や軍で活用されていると知った時は嬉しかった。だってティエリア(とリジェネ)が一体化したヴェーダの恩恵を受けているってことは、世界でティエリアをも共有しているということにならないか?
300年後の世界はバラ色というか紫色というか、いいなあ。いいなあああ。
……あれ、デカルトの話のはずがティエリアになった。
ええと、私のティエリアへのラブコール(叫び)もデカルトには嫌がられそうだな。という苦しい締め方で……これは主題殺しではない……何故なら、いとは既に!(更に苦しい)

 

drecom_neverworld at 18:19│Comments(0)TrackBack(0)ガンダム00 

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